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バスの中。エイリア学園のレーゼたちに勝ってから、小暮と会いいろいろあった。
なんだかんだ言って、あいつら(染岡とか)は、吹雪と仲良くなって今では”最強組”なんていうほどになった。 俺だって、たくさん特訓してスピードが速くなった気がする。 だけど、 あいつらには、程――――遠すぎて―――――― 俺一人、取り残される気分だ。 涙が出そうになった。 泣きたくなった、苦しくなった―――― 炎の風見鶏って―――どうやってやるんだっけ?わかんない、覚えてない。 忘れた。かも 「風丸?」 「ン?あ、え、円堂。どうした?」 「いや・・・だってさ、何回読んでも、風丸気付かないんだもん」 「あ、考え事・・・・だよ。うん、きっとそうだな…」 いつの間にか、バスの中には俺と円堂しかいなかった。 ほらの皆は何処にいったのやら・・・・ 「悩み事?」 「あぁ。まぁな…円堂は」 「悩み事なら、一緒に考えようぜ!」 「わっ、わわっ?え、円堂っ?」 「ほらほら!!今しか相談受け付けないぞ?」 腕を引っ張られて、そのままバスの外に出た。そこには、真っ暗な森が続いている。 雷門町の近くにこんな深い森、あったっけ…? 「ほら、ここ座って」 「あ、ああ・・・・」 ポンッ、と円堂に肩を叩かれた。と、近くの倒木に座る。 ずっと上を見て、俺たちはきれいな星空を見上げた―――― |
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