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コメント[ 0 ]TB[ ] 2009年07月03日23:17
 バスの中。エイリア学園のレーゼたちに勝ってから、小暮と会いいろいろあった。
なんだかんだ言って、あいつら(染岡とか)は、吹雪と仲良くなって今では”最強組”なんていうほどになった。
俺だって、たくさん特訓してスピードが速くなった気がする。
だけど、

あいつらには、程――――遠すぎて――――――

俺一人、取り残される気分だ。
涙が出そうになった。
泣きたくなった、苦しくなった――――

炎の風見鶏って―――どうやってやるんだっけ?わかんない、覚えてない。
忘れた。かも


「風丸?」
「ン?あ、え、円堂。どうした?」
「いや・・・だってさ、何回読んでも、風丸気付かないんだもん」
「あ、考え事・・・・だよ。うん、きっとそうだな…」

いつの間にか、バスの中には俺と円堂しかいなかった。
ほらの皆は何処にいったのやら・・・・

「悩み事?」
「あぁ。まぁな…円堂は」
「悩み事なら、一緒に考えようぜ!」
「わっ、わわっ?え、円堂っ?」
「ほらほら!!今しか相談受け付けないぞ?」

腕を引っ張られて、そのままバスの外に出た。そこには、真っ暗な森が続いている。
雷門町の近くにこんな深い森、あったっけ…?

「ほら、ここ座って」
「あ、ああ・・・・」

ポンッ、と円堂に肩を叩かれた。と、近くの倒木に座る。

ずっと上を見て、俺たちはきれいな星空を見上げた――――

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